右手で打つのか左手か。
電卓はどれを選べばいいのか。
いろいろ悩んできたんですが、答えを出してしまいましょう。
【指の数】
5本あるので5本と言いたいところですが、4本使いがベストです。ペンを親指で持って、残り4本で打ちます。
【右か左か】
右です。電卓は右手で触るように設計されています。パソコンのテンキーも右側にあります。
「右で答えを書くから左手」という考え方があり、しばらく試していましたが、ロスが多いです。
親指でペンを支えれば残り4本使えるので、両方右手で支障はありません。左手はページをめくったり、ちゃんと役割があります。
(左で文字を書く人も、逆に右手で電卓を触る方がいいかもしれません。左手で字を書く+電卓にしたい場合は、記事最後の項目をご参考になさってください)
【電卓はどれを選ぶか】
迷う余地があるのなら、私が決めてしまいましょう。
シャープのEL-N36です。
電卓の二大メーカーが、カシオとシャープです。
どちらを使うかで、好みが分かれるようです。
数字の配置が違い、シャープは「0」の位置がパソコンのテンキーと同じ、「1」の下です。その隣に「00」があります。
カシオは「1」の真下に「00」があり、その左隣に「0」がある独特な配置になっています。
慣れた人はこれが打ちやすいようですが、他メーカー(シチズン、キャノンなど)の電卓もシャープと同じ並びなので、私は無理にカシオ配列に慣れる必要はないと思います。そういうわけでシャープです。
そして、サイズも色々ありますが、小さいものは素早く打てません。大きすぎると持ち運びに不便です。
その他、さまざまな機能があります。最低限必要な機能、あれば便利な機能もありますが、あまりに多機能なものは資格試験の本番で使えなかったりします。
というわけで、経理やるならシャープのEL-G36が一番のおすすめです。
半端にに1000円、2000円の電卓に手を出すより、迷わずこれにしておきましょう。
【実際の指使い】
ホームポジションは絶対です。パソコンのブラインドタッチなら、右手人差し指がJ、左手人差し指がFからスタートします。
電卓の場合は、「中指5」がホームポジション、と覚えましょう。
そして、人差し指〜薬指の3本が、それぞれ1列を担当します。
具体的には、
人差し指=0、1、4、7
中指=00、2、4、8
薬指=小数点、3、6、9
数字キーの右側にある演算キー(+−など)は、薬指を使います。
また、数字キーの上にある特殊なキーは、それぞれの列の指が担当します。
これが3本使いのパターンですが、4本使いの場合は、小指で「+、−、=」を担当します。
小指は短いので、右上の方の演算キーは薬指で叩く方が速そうです。
ウォーミングアップに、こんな計算はいかがでしょうか。
☆1+9+8+2+3+7+4+6+5+5=(55)
☆123456789+123456789+・・・・・(9回繰り返すと1111111101)
【おまけ・左手を使う場合】
上のパターンの、人差し指と薬指が入れ替わり、小指の所を親指で叩きます。
ただし、「−」キーは親指では押しづらいので、人差し指にしましょう。
ただ、これだと小指が余るし、左利きだとペン持ちながらってのが難しいです。
左手でペン+電卓の場合は、割り切って親指をペン持ちに使い、小指を除く残り3本で電卓を打つのが順当な選択のように思います。