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2012年05月12日

殺人犯に賛同する石原知事

東京で行われた教育シンポジウム。

そもそも、告知段階でパネリストの名前を見て目を疑いましたよ。

戸塚宏って、監禁・傷害致死で実刑判決を受けた受刑者ですよ。

「戸塚ヨットスクール事件」というの、ご存じないですか?

調べてみたら、そもそも石原氏って戸塚氏の「筆頭支援者」としてwikipediaで紹介されているんですね。
さもありなん。

要するに、「教育とは暴力であり、強制力によって刷り込むしかない」というのが彼らの発想のようです。
「教育とは2万パーセント強制」とする橋下市長とも気が合いそうですね。
(そのわりに橋下市長、新入職員への訓示では「僕が子どもに命令しても聞きやしない」と愚痴っておられましたが。自分の教育が間違っているということにはお気づきではないようで)

まあ、動物を調教するのと同じ感覚で教育を論じようというわけですね。
子どもの人権をどう考えとるのか。こんな考えの人物が権力持っているっていうこと自体が、世界に対して恥ずかしい。

戸塚ヨットスクールの体罰方式。戦前日本の軍国主義教育。はみ出した人間は徹底的に排除して、人生のレールから脱落させる。
そりゃあ、残った人間だけを見れば「優秀な人材」の比率が高いですわな。「優秀」の基準がどこにあるのか、によりますけど。

そりゃ、子どもに対して強制が必要な場面はたしかにあります。でもそれは、あくまで緊急避難的な意味。
最終的に「自分で自分を律する」というところに持って行かないと、「躾」にはならない。「怒られる(痛い目にあう)からやめとこう」だけが価値判断の基準って、人間として情けないと思いませんか。

「体罰」なんて言葉が誤解を招く。ちゃんと「暴行」って言わんと。
「体罰教師」ってやつを見てると、自由な生徒に対するルサンチマンをぶつけているだけにしか見えないのですが、あなたはどうですか?





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posted by KEN-NYE at 13:14 | TrackBack(0) | 日記諸々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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