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2010年08月27日

平和の原点は人の痛みがわかる心を持つこと

昨日、久々にテレビを見た。というかビデオなんだけどね。
8月9日、長崎市の平和祈念式典とか(広島のは直接参加してる)、被爆証言されてる方を追った番組とか。


「抑止力」って何だろう。

日本は、米国と軍事同盟を結び、米国の「核の傘」に入っている。「抑止力」で、相手(って誰だよ?)からの核攻撃を防ぐという。

それって本当に、日本の防衛に役立つの?

政府の説明するとおりの効果があるんだとすれば、北朝鮮が核実験したり、中国がやたら軍拡したりとか、しないんじゃないの?

「抑止力」を正当化することは、相手も「抑止力」を持っていい、と認めるようなもの。

日本からの攻撃を防ぐために、北朝鮮は核開発を進める。

「アメリカだからいい、北朝鮮はダメ」なんていうのは、日本の自分勝手な言いがかりにすぎない。
(当然ながら、「アメリカはダメだけど中国はいい」なんて主張もアウトだと思ってる。これ、わざわざ書いとかないといちいち突っかかってくる人がいるからなぁ。。。)

相手に「持つな」というなら、自分も持たない。少なくとも「無くす」約束をしなければ、信用してはもらえないだろう。
「北朝鮮なんぞに信用されなくたって困らない」とおっしゃる?
ミサイル、核攻撃が飛んできて、死んで苦しむのは我々一般市民ですよ。

我が命をチップに差し出して国が「安全保障」という名の博打をしている。

それでいいのか?


同じことが言えるのが・・・沖縄の米軍、中でも海兵隊。



民主党は、「辺野古移設に反対」と言って総選挙で大勝利しながら、最終的にしぼんでしまった。
その根拠として鳩山首相(当時)が主張したのが「抑止力」だ。


96年、安保条約の再定義で、日米合同での軍事活動地域を極東から環太平洋全域とした。
98年、「新ガイドライン」制定、99年、「周辺事態法」成立。
「周辺事態法」と名乗りつつ、世界中を「周辺」として、自衛隊が米軍と一緒に活動できるようになった。
実際、自衛隊はイラクにも行き、もはやアフリカにまで手を出してるわけですよ?
(ソマリアの位置→http://bit.ly/aga4Iw)

周辺の国、特に太平洋戦争で日本から甚大な被害を被った国が警戒するの、当たり前でしょ。



「防衛力」の考え方には、二通りあるという。
「基盤的防衛力」と、「所用防衛力」だ。
「基盤的防衛力」は、敵が領土内に武力侵入してきたときに、それを排除する力。
「所用防衛力」は、相手を攻撃する能力だ。

「抑止力」という考え方は、「所用防衛力」のほうに相当する。
相手を威嚇することは、警戒心を刺激し、つまり相手に武力増強の口実を与えることだ。
軍拡競争になれば、税負担で民は疲弊し、軍需産業だけが潤うことになる。

誰が言ったんだっけな。侵略によって滅ぼされた国よりも、軍備増強しながら内部崩壊した国の方が多い、とか。


沖縄地方選挙が目前に迫る。
2月に基地反対の市長が誕生した名護市。
普天間を抱え、閉鎖を訴える宜野湾市
両市の市議選をはじめ、いくつかの選挙が同時に行われる。
投票日は9月12日。わずか2週間後に迫っている。


「他人事」じゃないよ?
沖縄は、既に「米軍基地はいらない」という結論を出し続けているのだ。
それを無視して、本土人が「いや、米軍基地は必要だ」というなら、自分の土地に誘致でもしない限り、「自分の要求のために、沖縄に基地を押し付けている」ことになる。
それはもはや、植民地扱いじゃないか?同じ対等な日本として沖縄を見ているか?


タイトルは、今年4月に亡くなった被爆者、吉田勝二さんの言葉。
その続きには、こうおっしゃっていた。
「持っていれば争いを未然に防ぐことができる。人の気持ちがわかるから」

あなたは、敵を見つけて戦争したいですか?それとも解り合って仲良くしたいですか?


沖縄の、あるいは広島・長崎の、その他色々な痛みを理解できる、繊細な心を持ち続けたい。



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posted by KEN-NYE at 14:55 | TrackBack(0) | おかたいはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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