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2010年02月03日

ギター叩き:スパニッシュギターと押尾奏法を分析:アタックミュート、ネイルアタック、パームとゴルペ

バンド加入の関係でスパニッシュ系のギター奏法勉強を命じられているわけですが、その特徴として「ギターをどつく(ぶっ叩く)」ってのがあるわけです。

「ゴルペ」というんだけど、普通に弾いてるように見えてさり気なくボディーを叩いてるんですよね。

今までやってきてる、押尾コータロー式奏法からのギター叩きもあります。

それ以外にも、パーカッシブなギター奏法は山ほどあります。

ボディは叩かず、弦だけを叩く(スラッピング、ネイルアタック)のが、フィンガーピッキングのソロギターを演奏する方には多いですね。あくまでボディは共鳴装置として考え、本体は叩かないというコダワリ。これはこれで素敵だと思います。

でも私は、あのボディそのものを叩く音が好きだったり。ウッディなんですよね。ドラムセットの中で一番メインのアクセントはスネアだけど、スネア線の感じよりも胴鳴り重視の音色の方が好きなんですよ。この辺は好みの問題ですね。

またボディのいろんな場所を叩いてパーカッションのようにギターを演奏しちゃう技もあるけど、あくまでメインは弦の音であって、弦をしっかりと弾いたうえでボディも叩ける技術を研究したいわけです。

押尾奏法の初期に使われていたものは、主に二種類。

1ネイルアタック+小指ゴルペ
 DVD「SO HAPPY」の奏法解説コーナー、HARD RAINのところに出て来る。ネイルアタック気味にダウンストロークしながら小指でボデイをヒット。これは当て方で音色の変化幅が大きいので、かなり練習しました。最近でもバラード系の曲でアタックが入る時はこれを使っていると思われる。
いわば押尾さん独特の奏法で解説が少なく、やり始めた当時は苦労したが、一般によく使われるネイルアタック(中川イサトさんや岸部眞明さんもよく使っている)に、小指でのゴルペ(表板を叩くスパニッシュ奏法)をブレンドしたもの、と解釈するのがいちばん適切かなと最近は思っています。

2パームアタック+ダウンストローク
手の平、親指の付け根付近でボディーを叩く。同時にi、m、a指を伸ばしてダウンストローク。低温がしっかり出るのが特徴。SO HAPPY発売時のHARD RAINではイントロだけで使われてたけど、最近はストローク系の弾き方として基本になりつつある感じですね。


その後・・・

3親指側面ゴルペ+ダウンストローク
これはCOLOR of Lifeのライブツアーあたりから使われ始めたっぽい感じ。パーム入れながらのストロークでは拍の頭に4つ打ちのバスドラムが入る形になるけど、それにさらに2・4の強調を入れたいときに使われている。ようはimaでのダウンストロークと同時に親指側面をボディトップに当てて「カツン」という音を入れるもの。


で、去年の9月に行ったライブ(Eternal Chainツアー初日)では、見てると右手完全オープンで弦ごとボディー叩いてるようなプレイも見かけたのよね。「これどないすんの!?」と思ったり。


まあ以前から押尾さんのパーカッシブ奏法はスパニッシュ由来のものが多いと聞いていて、いずれは通る道と思っていたりもするわけですが・・・

バンドのリーダーさんから「これマスターしといてね」と指令を受けた「ルンバギターの弾き方」解説ページ


そういえば、こないだ連れていかれたジブシージャズのライブでもそんな手の動きをしてる人がいたなあ〜とか思いながらチマチマ練習。お手本の音源はあるけどそんなスピードで弾けるわけもなくゆっくり練習するのでイメージが掴めないわけです。


ついでに自分で見つけた動画解説なんかも見ながら、ふと気がついた。

「押尾コータローがやってた手の平バーンてこれとちゃうん?」



はい、ピコーンとつながりましたね(笑)

そう、ついでに、フラメンコの実際の動画解説ではゴルペに薬指を使うことが多いようですが、「薬指または小指」とあるんですよ。

小指でゴルペでええやん



はい、こちらもつながりました。

まあ、imaダウンストローク(兼ネイルアタック)の時は小指で癖が付いちゃってますが、pダウンストロークの時は薬指の方がしっくり来ます。そして、これは単音弾きでも使えそうです。いっぽう、imaダウンの時は親指でのゴルペもアリ。


ルンバの解説、上記二つのサイト、指使いが違う部分もあります。共通しているのは、アクセントの「手の平バーン」と、その前後の動き。前のアップストロークはpで、「手の平バーン」はダウンストロークのタイミング。そして次がimaアップストローク、という流れは共通なのです。これで「手の平バーン」の分析完了です(嬉)。



現時点ではまだまだ要練習ですが、いちおうアクセントのパターンとして

4手の平バーン
手の平で弦の上からボディーを叩きつける。ストロークの中ではダウンの代わりとして使う。直前は親指でアップストローク、直後はimaでアップストロークにするとスムーズに繋がる。

5親指ダウンストローク+ゴルペ
親指でダウンストローク(あるいは、ダウンピッキング)と同時に薬指でゴルペ。


を付け加えて練習していこうと思います。
12については既に大丈夫だと思うのね。3も出来るつもりだったんだけど、2と同じ要領でやろうとすると親指の爪側が当たって割れる割れる・・・(泣)手の平自体は空中待機させて指だけで叩くのが良さそうだけど、位置が固定できず不安定なので要練習。これに45を加えてルンバ刻めるようにするのが当面の課題か。


ある程度できるようになったら、次はラスゲアードですね。これも奥が深い。。。


ということをやりながら、録音用のオリジナルも仕上げていくわけですね。

ああ忙しい。。。


それにしてもスパニッシュのソロギタリストって伴奏に単音メロディー混ぜてその中にもゴルペ入れてるから凄い。どつき系ギターもなかなか奥が深い。
posted by KEN-NYE at 13:47 | TrackBack(0) | 音楽のこと。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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