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2009年11月13日

スケール、和音、音楽理論は何のため?

音楽について掲示板などでコミュニケーションしていると、理論だとか和声学だとかスケールだとか、わけわからなくて困っている人の質問に結構出会うんですよね。


正直、「細かいこと気にせんと直感でやらんかい!」と思うことが多いです。
そこにその音を置いたのは、あなたなりに理由があるからでしょ?たとえ他人には説明できなくても。


自分は、割と知ってる方だと思います。
テンションがどうとかUSTだとか・・・
でも、それはほとんど純粋に好奇心から。
(掲示板とかの議論で相手を負かしたくて、ってのが若干あるかもw)
なんせ、小学生の頃から、教科書の隅に載ってる音譜とかコードネームとか、なんかやたら覚えて喜んだりしてた記憶がある。
(ちなみに、楽器を習ったとか誰かに教えてもらったとかはこの時点ではありません。自分で興味を持って親に訊いたことはあるけど)
なんでなんやろなあ・・・


高校生の頃、一所懸命にピアノで練習したゲーム音楽(笑
わけわかんないんですよね、音使いが。
それまでに知ってた和音とはかけ離れてるのが多いもん。
戦闘シーン用とか緊張感のある曲は特にね。
でも、それぞれ使われるシーンにマッチしてる。
不思議なんだけど、何か凄い、と思ってた。

植松伸夫さん、すぎやまこういちさん。神と思った。
(これで、何のゲームかわかりますね(* ̄m ̄)
弾いてはいないけど、久石譲さんとかも。

(そういえば、こういう人たちみたいな曲を作りたい、ってのはあったかもね。採用はされなかったけど、ゲームで使われることを想定した作曲とかやってたし)


大学生になって、和声の本とか読んだり、インターネットで調べ物をしたりして、少しずつ知識が広がってきて・・・


やがて、閃く。


ひらめき「あ、あの音はこういうことなんだ!」

ひらめき「なるほど、それで緊張感があったのか」

ひらめき「この曲の浮遊感はそういうことか」


作曲のマニュアル、なんてものも世の中には存在しますが、そんなものいくら読んだってこういう曲は作れない。

現実に、自分が今まで聴いてきたもの、体験してきたことから音が構成されていくわけです。(だから作曲に個性が出るんですね


さて。

KEN-NYEは、音楽における理論ってのは、絵を描くときの方眼紙みたいなもんかな、と思います。
知識が多いっていうのは、方眼紙の目が細かいってこと。


例えば、「こんな音を使って曲を作ってるんですけど、このスケールと違うので間違ってるんじゃないかと不安なんです」という質問。


そりゃあんた、方眼紙を使わずに書いた絵に目の粗い方眼紙を重ねたら、はみ出した部分が出るのは当たり前やんか。


ところで、

その絵はご自分のお気に召しませんか?


例えば、もし自分が相談を受けたとして、「もっとここをこう表現したいんだけど、適切な音が思いつかない」という内容だったら、「んじゃ、こういう音を使ってみたらどうかな?」っていうアドバイスはできる。


その絵(音)が自分で納得できてるなら、半端な方眼紙を重ねて悩むのはやめて、自分の感性を貫きなさいよ。

絵の上手い人は、方眼紙なんて使わないでしょ?


ちなみに、この方眼紙は人によって形がバラバラ。まあ音大で学んだとか、専門学校で習ったとかいう人同士なら似てくるのかもしれないけど、KEN-NYEのは独学やからね。
変にアドバイス求めたら、人によって意見が違って、余計に混乱するかもしれない。
でも、その中でどれを選ぶか、最終的にはその作者の感性です。


これは、理論について学ぶことを否定するものじゃありません。

KEN-NYEは、どっちかっていうと細かい方眼紙を使って、その線に沿って絵を作り上げていく感じです。ドット絵職人ですね(ちょっとマニアックかな?:笑)。方眼の目が粗いと昔のファミコンみたいな感じ。たとえば20x20ドットでキャラクターを作るとか(昔、パソコンがなくてワープロだった頃、外字エディタを使って絵を描いていたのをふと思い出しました)。細かければ写真並みになります。ほら、あなたが今見てるディスプレイだって、たとえば1280x960みたいなドットの集まりなわけでしょ?そこまで細かくなると、もうペンで書くのと変わりません。絵を描くのもマウスだったりペンタブレットだったりで、紙に書くのと同じ要領です。


ええと、かえって話がややこしくなったかも?


理論ってのは、「感性によって作られたたくさんの楽曲」を分析した結果でしかないと思うんです。知ってると確かに便利。でも、それに縛られることも多々あります。ある段階ではもの凄く制限があるんだけど、そこを越えると「あ、今までのはあくまで基準であって、はみ出してもOKだったんだ」みたいな、その繰り返しです。

学ぶのはいいけど、感性を優先する方が大事だと思います。
(余談になるけど、カチコチに理論武装した人、特にクラシック系で自分の考え方を押しつけるタイプは、欲求不満溜まってそうだな〜と思っちゃいます。)


興味があって、解らなければ、KEN-NYEに質問してみてください。私なりに答えます。
でも、音はあなたの感性から出てくるものだということ、忘れないでくださいね☆


長文おつきあいありがとうございました。


posted by KEN-NYE at 21:00 | TrackBack(0) | 音楽のこと。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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