その話題がFacebookに上がっていたので、改めて「この問題について多くの人に知ってほしい」と思い、記事にする次第です。
ごくごく掻い摘んで言えば、第二次世界大戦当時、原爆というのは非常に巨大な物で、しかも運搬する方法は有人の航空機しかありませんでした(今なら無人のミサイルで飛ばしますが)。
通常の爆弾のような投下方法では、投下した航空機が爆発に巻き込まれてしまうため、影響を避けながら正確に目標を狙うため、事前の訓練が必要でした。
それを実戦の中で行ったのが「模擬原爆の投下」です。
エノラ・ゲイやボックス・カーといった、「原爆投下用に改造されたB-29」を使い、原爆を模した巨大な通常爆弾(パンプキンと呼ばれたそうです)を日本全国で50発ほど投下した記録があるようです。
愛媛県新居浜市の戦災記録という記事がわかりやすいので貼っておきます。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/daijinkanbou/sensai/situation/state/shikoku_04.html